御文章(ごぶんしょう)
(ごぶんしょう)

お経の終わりに[御文章]というものを拝読(読む)します。

でも言葉が昔のままである為、何が書いてあるのか理解できない(難しい)という言葉をよく耳にします。

ここでは御文章についての説明と分かりやすい現代語訳の御文章を紹介致します。

[御文章]は本願寺(京都)の8代目の御門主(簡単にいえば本願寺の御住職さま)蓮如上人(れんにょしょうにん)が御門徒様に書かれた手紙であります。

蓮如上人がお書きになったもので現在まで残っているものは250通あまりと言われています。その中から蓮如上人の孫にあたる円如上人が80通を選んで今の[五帖の御文章]となりました。

その中でも「聖人一流章」「末代無智章」「信心獲得章」「白骨章」などは私たちの身近な御文章となっています。


では、いったい何の為に「御文章(手紙)」をお書きになられたのでしょうか。

理由としては、浄土真宗の正しい教えが広く民衆に伝わり、誤った解釈をただすようにと思われ、日常語を使って御門徒に手紙として残されたのです。

お説教やお経の後に拝読する理由としては、釈迦様や親鸞聖人、その他多くの高僧方のお言葉を伝えようとしても、言葉が足りないことや表現が曖昧になるときもある。そこで間違いなく教えが伝わるよう、肝心要(かんじんかなめ)は間違いのない御文章で締めくくるのです。


                             御文章を読んでみる  


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