今月の言葉

「 川の流れのように 」    美空ひばり

知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道
振り返れば 遥か遠く 故郷(フルサト)が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生

  ああ 川の流れのように ゆるやかに
  いくつも 時代は過ぎて
  ああ 川の流れのように とめどなく
  空が黄昏(タソガレ)に 染まるだけ

この歌はご存じの方も多いであろう。
美空ひばりさんの『川の流れのように』である。
読んでも聞いても分かるように人生を‘川’に例えられたものである。
歌詞の中に「地図さえない これもまた人生」と出てくる。
私たちの人生には地図がありません。
これからどうなるのか、どこに続いているのか・・・。

地図帳をご覧になったことがあると思いますが、地図の端(道が書き記せない箇所)に至○○と記されていることがあります。
このあたりで言えば《至姫路》や《至大阪》といったところでしょうか。
この《至》とは、この地図上に書き記すことはできないが、この道は間違いなく○○に通じています。この道の先には間違いなく○○という土地があります。という意味で書かれています。

浄土真宗の正信偈というお経の中には「至安養界証妙果」とお示しくださっています。
これは「安養界(お浄土)に至る」とお示し下さっています。
さらには証妙果と示されています。これは悟りを開き仏と成らせて頂くということです。

私たちの人生に地図がないどころか、お浄土へ通ずる地図を私たちは受け取っているのです。
今日の命を大切にお浄土への道を歩ませて頂きましょう。 合掌


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